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カテゴリ: Morgana Office
バンドマンやろうぜ①
どもモルガーナの裏方、制作部Sです。
私はオフィス人なので出演者の方と顔を合わせることがあまりありませんが、令和元年新コンテンツ「モルガーナブログ」だから出来る発信をバラ店長と共にここでやって行くのですが、トップの山口さんを筆頭に灰汁の強いキャラクター集団モルガーナ、そんなモルガーナに出演するアーティスト、でもそんなアーティストさん達にも共通して質問されることや活動の悩み的なことあるでしょ。
せっかくだから、ブログ使ってライブハウス視点、いやモルガーナ視点で色々発信していきたいと思う不定期更新「バンドマンやろうぜ」やってみます。
モルガーナには色々な出演者さんがいます。
過去に武道館やドームを経験したレジェンドアーティストから初心者コピバンの高校生やオケで歌う中学生ライブアイドルまで、色々。
もちろんガッツリプロ志向の方から字の如く音を楽しむ音楽愛好家までそこも色々ですが、ここは1番多いライブハウスシーンで活動するアーティスト向けにちょっと書いていこうと思います。
現場の人間じゃないから、言えちゃう辛口な部分も含めてプロを目指す的な活動するアーティストの皆さんのヒントになれば良いかなと思って書きます。
まぁ気楽なブログ記事なので、あくまで私的意見ですので「モルガーナがブログでこう言ってた」っていうのは無しで(笑)
辛口な部分もあるかと思いますが、現場で皆さんにあまり会わないという利点(?)をいかし店長達が言い辛いことも書いていきたいと思います。
最強(最凶(笑))レコーディングパックのご案内
Morganaでレコーディング出来るって知っていますか?
それも充実した内容なので、おススメ出来ちゃう内容です。
モルガーナ店内にチラシが一枚と「レコーディングどっかいいとこないですかね?」と店内で呪文を唱えると情報を教えてもらえるという看板のないこだわりの蕎麦屋や寿司屋のようなモルガーナレコーディングパック、今回はレコーディングパックを紹介。
※令和のモルガーナは地域に根付く親しみやすさと情報公開を目指します(笑)
このレコーディングパックを担当するエンジニアが、モルガーナ最大の凶悪なビジュアルを持ち、モルガーナ=恐ろしい団体と負のイメージを与える(逆にロック感を与えるという説もあり)男、長谷川MASA氏
写真を見る限り、「もうちょっとこうして欲しい」とか「ギターの音ちょっとメタルっぽくて嫌」とかいうと命の危機があるのではと思うビジュアル。
実際にはそんなことないのだが饒舌ではないキャラなので誤解は多いが
こんな年賀状を送っちゃう、超犬好きのお兄さんなのだ。
居住エリアでは犬好きのお兄さんとして多くの犬友を持ちおじちゃん、おばちゃん犬友と日々LINEで犬写真を交換したりする見かけは凶悪、中身は爽やかという事実。
実は最もモルガーナにイメージで誤解を与えるキャラクターなので長谷川氏だけモルガーナとは全く関係ないテーマ「MASAのワンワンライフ」っていう記事連載を迫ったが、愛犬家の彼によってモルガーナブログが犬であふれて本末転倒になる恐れで企画はスタートしていない(笑)
長谷川氏によるモルガーナレコーディングによってリリースされてきた作品は、メジャー、インディーズ限らず、ジャンルも問わず。
簡単にいえば録音技術やクオリティはメジャーリリースを保証出来る内容。
もちろん今は業界スタンダードであるアビット社のPro Tools。
こだわるなら微妙なピッチやリズム修正までトコトンこだわれる、禁断のレコーディング環境が実は国分寺のライブハウスで出来ちゃうのだ。
ここでは書けないがバンドマンなら知ってるあんな人が利用する「通が知り利用する」レコーディング環境だったりするんだ。
もちろん必要であれば豊富なアーティスト活動歴のある長谷川 氏のアドバイスもついてくるという鬼に金棒(こう書くと凶悪なにおいが)な、アーティスト活動に貴重な経験となるパックに間違いない。
そんなレコーディングパックは
1Day9時間(休憩1時間)の2日で68,000-
出演者割引パックあり50,000-
消費税別、延長1h/4,000-(出演者3,000-)
今回レコーディングパックを開始した理由がもう一点。
なんとライブハウスのレコーディングパックなのにクレジットカード決済が可能になったんです。
今回のブログ掲載に合わせレコーディング利用者には、itunes、レコチョクなどの主要デジタル配信ストアでの配信も希望者には無料で提供。
※期間、組数限定対応となります。
レコーディングしてデジタルリリースまで出来ちゃうお得で意味のある作品制作としてアーティスト活動をサポートします。
詳しくはモルガーナスタッフまでもしくは公式Webの問い合わせフォームよりお問い合わせください。
質問などもお気軽にどうぞ!
※スケジュールは1ヶ月前より予約可能。
エンジニア長谷川 MASA 氏プロフィール
秋田県出身、吉祥寺の某ライブハウスを経て93年よりモルガーナの音響スタッフを担当。
並行してギターリストとしても活動。
X-JapanのYoshiki氏が主宰する音楽レーベルエクスタシーレコード所属バンドYOUTH QUAKEのギターリストとして 活動。レーベル解散後は国内を代表するHMバンドとして作品をリリース国内外から高い評価を得た。
YOUTHQUAKE解散後は再始動準備中。
エンジニアとしては96年に初のメジャー配給作品を担当。
メタル系だけでなく様々なジャンルを担当。
5/18 Rock File でした
『Rock File 』
実はRock Fileは、Morganaのオープン当初からあるRock 系の対バンライブ。
ロック系というしばり以外は制限のないバラエティ 感のある
ライブイベントだったりします。
今回もバラエティ感ある出演者で昭和、平成に続き、令和と三時代目の開催。
こう書くと歴史の重みを感じますね(笑)

※写真はキュートな小学生ゲストダンサーを迎えた(キュート過ぎて写真には収まらず)Swingin Pig。
本日は
Overs
Aeonian Flames
蟹座
SNUFF BROWN BEE
Swingin Pig
が出演。
Rock File の面白いところは、新たな音楽との出会い。
スタンダードなR&R バンドとメタルバンドが対バンなんて中々ない機会ですが、お客さんにとっては貴重な体験でR&R好きだっと思ってたお客様がメタルに触れてメタル好きになっちゃうとか、その逆もあったり、実は新規のお客さんを得ちゃったり、新たな刺激に出会えたりするイベント。
土曜の夜ということもあり
満員ではありませんが、大入りの夜でした。
全出演アーティストから
「楽しかった、またよろしくお願いします。」
と言われた夜は、帰宅後のビールが絶対美味しいですね。
次回Rock F ile は7/14(日)、現在出演者も募集中。
※公式Web よりお気軽にお問い合わせください。
ロック系のアーティストであれば制限はなし。
是非ぜひ、遊びに来て欲しい&出演して欲しいイベントです。
バンドマンやろうぜ②
先日のRockFileの時に数度そんなことを言われました。
実はある法則性に伴い現場に行くこともあります。
その法則性については見つけていただければです(笑)
Morganaブログ、嬉しいことに予想以上にアクセス数多いんです。
まだ公式Web にリンクされていないのに、驚きです。
こういう時に「継続はチカラなり」先人の言葉に重みを感じます。
やはり皆さんが興味あるネタなんですね。
活動のネタ。
バンドマンやろうぜ、今回はライブの出演の仕方に思うこと。
アーティストがライブハウス出演する際、出演の仕方っていうか形態って、何パターンかありますよね。
実はそれぞれに意味があり、メリット、デメリットがある。
今回は来場するお客さん目線の意見とライブハウスブッカーの立場で書いていきます。
ただ今回の話、現場の店長や他店さんにもキツイネタかも知れない(笑)
そして特定のバンドはモデルにもしていないが「これ俺たちのことディスってる」と感じたバンドさんごめんなさい。
でも残念ながら君たちはモデルではない(笑)そう感じたらそれはあるあるネタにハマってるだけだったりします。
出演方法って大きく分けるとブッキング、企画持込ライブ(企画する側、呼ばれる側)、貸切、まぁ細かく分類しなければこの3種。
とは言っても21世紀突入後、ブッキングライブは減少傾向、企画ライブが主流になっています。
他店様のことなので店名表記は避けますが、あんな有名な店舗さんも、そんな有名な店舗さんも実はブッキングライブは月に一本もあるかどうかなんてくらいだそうです。
モルガーナも現在は企画(主催)ライブが主流だったりします。
企画ライブの最大の魅力は
「企画するバンドが共演するバンドを選べる」です。
これって集客に実はメリットがありますよね。
お客さんが喜ぶマッチメイクが出来て、自分たちも共演したいバンドにオファーできる。
出演時間も、演出的な部分も最低限の規制はありますが自由度の高い一日になります。
上手くいけばAll Win、なのです。
シーンのトップクラスで活動するアーティストにとっては自主企画はある意味マストな出演方法かと思います。
ですが、デメリット的な部分もあります。
企画をするバンド側に人脈(バンド繋がり)が無いと、出演が決まらなかったり、毎回似たようなラインナップで定期開催されちゃうとか、あるあるですね。
実際に毎回ある程度集客はあるけど、出演者もお客さんも同じ顔なんてイベントもあります。
これ企画持込する側が「これは主催バンドもお客さんもそういう意図でやってる」というイベントもあるので、そういう企画意図ならば成功ですか、このパターンで「新規のお客さん、増えないんですよね」と悩むバンドいます。
全くとは言いませんが、ある程度同じメンツのイベントはお客さん的には安定感はあるので、訪問しやすい、だって1人で会場に行っても行けば知っている顔がいるはお客さん的には凄い大事ですよね。
イベントとしてハズレない可能性が高いのは企画ライブだと思います。
が、実はそれがこなせないのに必死になって企画ライブをやるバンドさんもいます。
(バラ店長や他店さんごめん)でも、ライブハウス側から見ると企画ライブの成功の有無って主催バンドに責任があるのでライブハウスの制作からすると超楽チン。
「通常出演だとノルマありだと出演渋るバンドも企画ライブだと必死にチケット売る」んです。
※これモルじゃない某エリアの老舗ライブハウスの制作担当者の言葉。
まぁ間違った意見ではないけど、いいのかって思うとこもあります。
もちろんモルガーナもビジネスで運営のためにはお金ってシビアです。
でも、それだけって違うって思っています。
リスクはあるけどリターンも多いのが企画ライブ。
実はバラ店長をはじめとするブッカーの
「企画やってみれば」ってお誘いは期待の証でもあるけど、いいのかな?って言う葛藤も含まれている。
そして悲しいことに告知のために自主企画って言う形をとってるバンドも多い。
「やっぱ主催ライブやっていないとダメじゃん」
と、最近人気の渋谷系チャラ漫才コンビみたいな感じで主催ライブという形のためのバンドさんも多く。
実際いろんなエリアの主催ライブ(皆同じ意思なので集客は厳しい)をグルグルしてるバンドも多い。
「これ他所(他エリアの他店)だと入るの?」
なんて心配して聞くと
「まぁ多少の違いはあるけど似たようなもんですかね、でもやっぱブッキングライブよりは企画やってなんぼなんで」
えっ.....、ブッキングで出ればいいのに、まぁリスクがあっても企画ライブがいいなら企画料金もらってるからいいか。
と、思っていた平成後期。
でもモルガーナ、最近考え方が変わって来たんです。
このネタ次回に続きます。
